半磁器土に’141227の溶岩釉。1240℃。
あまり好みじゃない感じに…(笑)
半磁器土に’141227の溶岩釉。1240℃。
あまり好みじゃない感じに…(笑)
上の写真は1240℃で焼成した溶岩釉のカラーテスト。
同じ溶岩釉を一面に塗っているが下につけた釉薬により発砲具合が異なることが分かります。上部は茶系の釉薬を下部は青マット釉をつけてみました。
上の釉薬の表情、新しい!!気もするんですが、たぶんおそらく最初はルーシーリーからはじめ現代作家だとアメリカのアダム・シルヴァーマンが釉肌の表情として魅せているものです。
* 『lava glaze』で画像検索するとどのようなものか分かると思います。(上の写真は白土に施釉)
何回か調合してきて失敗続きだったのですがやっと出来上がりました☆手で触れた感じはそのまま溶岩のようで手ががさつきで切れるような鋭さはありません。釉薬を発泡させることによりこのような表情に。いや~、今まで釉薬調合でなかなか自分が思ったような結果が得られなかったのですがかなり打率が上がってきました。今までコントロールできていなかったものが出来出しているそんな感覚が楽しいです。
本来自分が作りたい釉薬ではありませんが様々な引き出しが増えるのはいいことですよね。オブジェや花器などに使うと面白そうです。
意図した雰囲気とは違った結果=失敗、だった訳ですがある鉱物のもつ作用の勉強となりました。
まるで住宅外壁のリシン吹付け仕上げ風の釉薬に。
*Not Food For Safe
鉄が錆びたような表情が面白い釉薬。表面が非常にガサガサしているため食品が入る部分での食器利用はダメ。食器の外側の装飾やオブジェ向きかな。